役のこと。

今までの出演作と演じた役について。
いろいろ書いてみる。

🌸花澤 心陽 (はなざわ こはる) 役

 舞台『異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一人巣立とうとしない件 (初演&再演)』

【あらすじ】ある日、マサツグはクラスメイトと一緒に異世界に召喚された。級友たちが強力なスキルを授かる中、マサツグが得たのは「守る」というスキルのみ。国王から荒れ果てた孤児院の経営をするよう命令されたマサツグは、愛らしい孤児達と共にこの異世界で逞しく生きていく──…⁉︎
なろう原作の異世界転生もの。簡単に言うとマサツグ様が異世界で無双してハーレム形成する話です。分かりやすいね!

演じたのは舞台版オリジナルキャラクターの心陽(こはる)ちゃん。初舞台である初演&再演と、2度も演じさせていただいた、とても思い入れのある役です。(心陽と書いてこはると読むこの名前もめちゃくそ可愛くて大好き)
ピンクのブラウスに赤いリボンと赤チェックのスカート。髪型は清楚にハーフアップで、初演はゆるふわ巻き、再演はストレートに白いリボンというヒロイン感満載な感じで挑ませていただきました。

役柄は主人公マサツグ君に想いを寄せる幼馴染みの女の子でした。引っ込み思案な性格で、言いたいことはいつも言えず、クラスでいじめられているマサツグのこともただ見ていることしか出来ません。
マサツグと共に異世界に召喚された際に心陽ちゃんが授かったスキルは回復魔法!戦闘力はありませんがヒーラーとして皆を助けます。魔法発動のポーズ、胸の前に両手でハートという……ベタに可愛い役どころでした(笑)
心陽ちゃんは最初と最後でかなりイメージが変わってくるキャラクターだと思っていて、中盤では、いつも高圧的な態度でマサツグをいじめている主犯格のミヤモトに対して啖呵を切り、幼馴染としてマサツグへの想いをぶつけます。意を決してマサツグに放つ「わたしは分かっているから…!」の台詞…好きだったなあ…。
さらにラストではマサツグ宅である孤児院の隣に家を構え、通い妻ポジションを確立するなどのちゃっかりっぷり。正妻は俺だと言わんばかりのお茶目キャラへと変貌を遂げました(笑)

(※再演における予約特典は、自ら描いた異世界孤児院の同人ブックレットで(きちんと許可を得ました)、登場キャラの個人的萌えポイント語りと4コマ漫画を掲載しました。なにやってんだ。心陽ちゃん一人称の同人小説も掲載予定だったのですが満足がいかずお蔵入りに…。)
 

🧣千冬(ちふゆ)役

 朗読劇『紡ぐ-2-』

言葉で音楽を紡ぐリーディングライブ。
アーティスト884さんのオリジナル楽曲をストーリー化した作品で、石井が初めて朗読劇に挑戦したのがこの作品でした。息遣いや間の取り方、声での表現等学ぶことがとても多かったですね!
演じた千冬ちゃんは、主人公の親友で大人っぽい女の子。遠距離恋愛の彼氏との過去の記憶を振り返りながら物語は進行してゆきます。終わってしまった恋の記憶で、自分の夢(シンガーを目指している彼でした)と恋愛(物理的な恋人との距離)で迷う彼に、気持ちを隠しつつ背中を押す…切ない…切ない役だったのです……。
(心陽に続き千冬という季節の名前で、とても可愛くて大変お気に入りでした。夏と秋にちなんだ役名もコンプしたいのでご依頼待ってます)


🌻ハルカ役

 舞台『はいすく〜る高校〜return〜』
  
【あらすじ】帰ってきたはいすく~る高校!ほとんどがワル!むしろ全員ヤンキー!いやみんなバカ!7年たってもまだ卒業できないバカトリオ(通称3バカ)がついに卒業か!?卒業後の進路について、ない頭をフルに働かせる。何になりたい?いや、何にならなれる?年に一度の文化祭の中で、何をみつけられるのか?喧嘩に友情。ドタバタ青春不良コメディ!!
男の子がメインの舞台だったので、私の演じたハルカちゃんは賑やかしのクラスの女の子。不良高校の設定だったので、たぶんまあまあのギャル(笑)アクセサリーじゃらじゃら、髪の毛巻き巻き、制服着崩すわ、趣味はタピオカとTikTokとか…いやギャルやってたことないから分からんて!!花男知らないくせにマーキノっしたり等…コメディも初挑戦で結構苦労した作品です。同年代が多くて本当の学校みたいで楽しかったです。

❄️雪の国のお姫様 ユキ役

 朗読劇『茶の間』
 茶室で浴衣を着て行う和をモチーフにしたリーディングライブ。

茶の間というのは、女の子が浴衣でがわちゃわちゃお送りする朗読劇。茶室で座布団敷いて、桜の国・雪の国・虹の国・雨の国と様々な国のお姫様とか個性的な住人とかがドタバタする和風な世界観のコメディ作品です。終演後には浴衣でチェキ撮影やじゃんけん大会をしたりで、お客様とのコミュニケーションまで含んだアットホームなイベントでした。最近では茶の間リーディングムービーと称して映像化もなされ、またまたユキちゃんを任せていただきました。

ユキちゃんとはもう長い付き合い…と言う程ではないのですが、かれこれ5回くらい演じておりますので愛着がすごいですね。
文字通り雪の国のお姫様で、みんなの中では割としっかりもので常識人。暑いのが苦手、意外と負けず嫌い、ちなみに雪の国はかなり貧困しているらしい。。親友のラン(桜の国の姫)のトンチキな言動にいつも振り回されています。回を増すごとに何故かいじられキャラを確立させられていて、なんか知らんけどみんなにはなめられている可哀想なキャラですが、そこも愛おしい。演出家さんからは、ちびまる子ちゃんのたまちゃんみたいなイメージで、とオーダーされていました。
イメージカラーはブルーなのですが、浴衣は毎回違ったものを着せていただいていて、いつも新鮮で楽しいです🌸
キャラ紹介動画

👑モモ 役

朗読劇『音木話6』
子どもにかえるリーディングライブ
音木話は、御伽噺をモチーフにしたメルヘンチックな朗読劇です。お客様には駄菓子が配られたり、絵本の朗読があったりと、大人も子どもも楽しめる仕様になっていて、私は第6話のゲストキャラとして出演させていただきました。

演じたモモちゃんは、キの国の王子モク様に仕える従順なメイド…。ですが、裏の顔はキの国に潜入している女泥棒!!という二面性を持つ重要な役どころでした。モク様が好きな子にプレゼントした指輪を狙います。

本番前日に台風が直撃し、3公演予定されていたものが中止になってしまい、なんとかラストの1部だけ開催されることに…。
モモはお姉さまと2人で泥棒をしている設定だったのですが、突然の台風でお姉さま役のキャストさんが会場に来れなくなってしまい、急遽演出家さんがお兄さまとしてキャスト変更することに!!当日に台詞を変え、かなりドタバタした記憶があります。。!

🍸長生(ながお)役

*danke*プロデュース舞台
 『float the boX - the Last Supper -』
ゆらゆらと漂う船上に新しく出来たレストラン「the Last Supper」に招かれた男女。共通点は「海が嫌い」ということ。それでもこの船上レストランにやってきた理由は、あくまで出航しない、ただの船上レストラン―――のはずだった。
カクテルを片手に乾杯すると、遠のく意識。
気が付くと、船は出航していた。
どうにもならない海上の船。どこにも逃げられない海上の船。ただずっと漂い続ける船上で乗客たちはやっと気付く。

「3年前の沈没事故に、みんな、いた…?」

さぁ、 the Last Supper=最後の晩餐 を始めよう。

密室シリーズ新作第4弾の舞台は「船」
人工的に作られたクローズドサークルで疑心暗鬼の乗客が3年前の真相に辿り着く。
さぁ、真実を見極めろ―――――。

初めてのミステリー。初めての3面客席。初めてのチャイナ服…。初めての、愛人…??

台本と配役を見た瞬間に我が目を疑いました。会社の社長と不倫している愛人秘書…⁉︎

「慰謝料、請求する?」

「いつ奥さんと別れるの?」
「社長が私と寝た理由が分かった気がするわ」

日常生活で到底使うことのないような言葉のオンパレードで台本を持つ手が震えました。
ここまで書いてきた通り、大人しめの少女の役をいただくことが多かった私が、まさかこんな経験豊富そうな大人の女性を演じることになるとは……演劇って素敵ですね(うん)。

船上レストランバーでカクテルをテーマに巻き起こる密室事件を、登場人物達の過去を回想することで紐解いていく激エモミステリー作品でした。

演じた長生ちゃんは、会社の社長である雷蔵さんと不倫している愛人の女性。そしてビジュアルはチャイナ服。衣装案を聞いた時もかなりの衝撃でした。気の強い性格で、奥さんに嫉妬、その場にいたバカップルにキレ散らかし、挙げ句の果てに雷蔵さんにビンタを食らわすという…(ガチで毎公演ビンタしてました)かなりオンナ!感の強い女性で、時にヒステリック、時に繊細な乙女…。手探りではあったのですが、稽古を重ねるごとに自分ではない彼女のことを愛おしく思ってゆきました。

各キャラにイメージカクテルが割り振られ、それぞれのカクテル言葉に沿って物語が進行されていった本作品。(エモすぎる…)

長生ちゃんが飲んだのはハイライフというお酒でした。(しかも2杯を一気飲み!)
ウォッカ、ホワイトキュラソー、パイナップルジュース、卵白で作るらしい。🍸

ハイライフのカクテル言葉は、

『わたしは貴方に相応しい』


トドメの台詞、
「じゃあ私を一番にしてよ!」

……。
あー長生ちゃん……。
幸せになってくれ切実に……。
おれが…おれがもっと良い人を見つけてやるから……なぁ、長生……。(kiss…)
というような感じだったわけですが(?)、彼女は強い女性なので、きっとこれからの人生を上手くやり直してゆけることでしょう。
人生、間違うこともあるよ。楽しいだけじゃない航海を彼女と共に歩めたことにまじ無限の感謝。

…当時、私なりに精一杯悩んで向き合い、全身全霊全力で挑んだ役だったのですが、やはりまだまだ未熟なところがあったよなぁと今になって思うし、分かります。あと5年くらいしたら、もう一度、長生を演じてみたいという気持ちがとても強い。ちくしょー!もっと良いオンナになって、色気を兼ね備え、私はもう一度長生をやるんだアーッ!!よろしくお願いします!!(?)


♦️江尻桃寧(えじり ももね)役

 2.5次元舞台『三学演義 ~三国志教育プログラムが導入された学校で三国統一を目指します!~』

三緑高等学校では「玉璽」と呼ばれるシステムによって、三国志を模した学園生活が営まれている。玉璽に認められた生徒は、三国志の英雄を自身に憑依させ、魏・呉・蜀に属して覇権を争う。
かつては蜀の有望生徒だった双葉イェリエルは、ある事件がキッカケで、今はどのグループにも属さない在野の長として気ままに過ごしていた。しかし、蜀が共用スペースを占領したことで、在野の溜まり場が失われる!イェリエルは仲間を守るため、蜀へ戦いを挑む。
学園美少女バトルが幕を開ける!

#桃寧可愛いよ桃寧。

三国志モチーフの本作だったのですが、演じた桃寧ちゃんは、何を隠そう呂布!!!!!
呂布奉先の力を憑依させることができるとても強い女の子でした。
キャラクターとしては、恋する生徒会役員&風紀委員で、萌えキャラ。そして新手のツンデレだなあと個人的には思っています。新手の、というところがミソ。

呂布という武将をどのように女性キャラに変換するのかという部分では、「馬鹿」そして「強い」の部分を強調。
生徒会長の太郎くんという男の子のことが昔からとても好きなのだけれど、周囲にモロバレでありモロバレであることに気付いていない残念な子。私が太郎に恋ぃぃ??そそそそんなのありえないんだからぁエヘエヘエヘヘ照れ照れ/// 
加えて普通に頭が悪いので、成績は最下位。この辺は原作を読んでいただくとより分かるのですが、物事を頭の中で上手く処理出来ず、自分が何を喋っているかも分からなかったり、階段の登り方を忘れたり…(そんなことある?)成績アップの為にカンニングに手を染めたり等…とにかくおバカで可愛くて愛おしいキャラクターでした。

私史上かなりのメインキャラで、本格的な殺陣と歌・ダンスのある役どころでした。
歌はともかくとして、殺陣とダンス…この2つにとても苦戦しました…。涙ちょちょぎれながら稽古場を後にした日も少なくありませんでしたね遠い目。。
すごく、すごく濃い夏だったなぁ。
きっと一生忘れないと思います。石井というまだまだちっぽけなコンテンツだけど、間違いなくその中でターニングポイントといえるような役でした。もう1段階も2段階も上に行けたような気がしています。全方位に感謝。


🫖高木よしの役

短編映像集「百合のなないろ」
最終話「今度こそずっと」
恋の形は、人それぞれ。
様々な恋模様を描く​全7作品の短編映像作品集。
高校生が掛け持ちで始めたバイトは、不思議な洋館のメイドさん?!​雇い主のお姉さまは謎の多い人で…。
私にとってはじめての本格的な映像作品となりました。(茶の間ムービーも映像でしたが、朗読劇を映像化ということで芝居自体はキャラクターっぽい感じでやらせてもらっていたので)映像演技としてのお芝居への挑戦は初めてでございました。
映像演技のレッスンを受けていたので、はじめは生っぽい芝居を考えていたのですが、台本を読むとなんとファンタジー!メイド服でお姉様なんてそれ最高の百合!ありがとうございます!
演じた高木よしのちゃんは、現代日本を生きるいたって普通の女子高生でありながら、勤め先であるお屋敷に住むお姉様は怪しげで妖艶で…そんな雰囲気に若干飲み込まれているような、リアルとファンタジーの間。言い換えると映像演技と舞台演技の中間くらいを意識して演じさせていただきました。
学校の別のバイト先も居心地が悪そうなよしのちゃんは、たぶんあまり他人に興味がないタイプ。でもお姉様は自分に優しくしてくれる、どうして…?という戸惑いと、居心地の良いお姉様の側にいられる安心感が出せていたら良いなぁと思います。

こちらの作品、コロナ禍での撮影だった為、外でのシーンではマスクを付けており、時代設定を2020年8月〜10月としています。
マスクを外すほどの親密な関係、というところで物語に一気に深みが増す、監督のこだわった意図に脱帽です。

併せて映像撮影の難しさも知りました。舞台と違い一から場面を作っていくわけではないので感情の作り方に苦戦しました。今後も挑戦してみたいジャンルです!

このような感じで過去の出演作品と役についてつらつら書いてみましたが、懐かしさがヤバい。時が経つの早い。怖い。
素敵な作品と役に出会わせてくださった全てのご縁に感謝しております。今後もたくさんのキャラクターの人生を生きてゆけるように精進して参ります!

疲れない程度で大丈夫なので、着いて来て!

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